【2020.4.13】
こんばんは、ユキです。
雨です。
ザーザーでした。
はじまりはじまり~。
室内で妹か友達と一緒に2人掛けのテーブルを挟んで話をしていました。
視界の端で何かが動いた気がして、右を向き、窓の外を見ました。
窓からは小高い丘が見え、丘の斜面には何本か木が生えていました。
その丘の上から、発煙筒を黄色くしたようなものが転がってくるのが見えました。
何だろうかと見ていると、他にも幾つか同じものが転がってきました。
話し相手に声を掛けようとした時、発煙筒と同じくらいのヒトが一人、筒を追いかけて走っているのが見えました。
そのヒトは楽しそうに笑っていました。
(あれ? 誰かいる。あのヒトに聞けば分かるかな?)
話し相手に、発煙筒のこととそれを追いかけるヒトのことを話し、それを探しに行きたいことを伝えました。
「えぇ!?」
と、驚く相手を気にせずに外に出ました。
発煙筒のようなものはすぐに見つかりました。
丘の下にバラバラとたくさん落ちていました。
しゃがんで筒を観察したところ、アロンアルファの黄色い筒を発煙筒くらいに大きくしたカンジでしたが、何かは分かりませんでした。
数本の筒を前にして、小さいヒトはどこへ行ったのだろうとキョロキョロしていると、私を追って外に来た話し相手が叫びました。
「危ない! そこから離れて!!」
何事かと話し相手の方を向いた瞬間、筒があった地面から、赤みを帯びた大きな手が私の方へ伸びてきました。
咄嗟に後方へ飛び退きました。
その手は動きがゆっくりだったので、捕まることはありませんでした。
おしまい。ありがとうございました。
途中まではなんてことない夢だったのに、手が出てきた瞬間から急に怖い夢に変わりました。
好奇心のままに動くと危ない、ということでしょうか。