【2020.9.13】
こんばんは、ユキです。
朝からザーザー降っていました。
昼前には止みましたが、地面はドロドロなので、ダラダラすることにしました。
お気に入りの農園にブドウを買いに行ったり、マンガを読んだり。
はじまりはじまり~。
誰だったかの命令で、人間不信の犬と過ごすことになりました。
その犬は貴重な種類だという説明を受けました。
大きな檻に入れられた犬は超大型で、白に近いグレーでした。
檻はもう一つあって、私の同僚がそちらの犬を担当しました。
敵意を剥き出しにして、吠えたり唸ったりしました。
私は毎日檻に行って、檻の外から話しかけたり、エサをあげたり、一緒に寝たりしました。
初めは全く私を寄せ付けませんでしたが、毎日一緒に過ごすうちに次第に落ち着いていきました。
私があげたエサも食べてくれるようになり、檻の中へ入ることも許してくれました。
命令した人へ報告するため、朝から犬の元へ行けない日がありました。
その日の夕方、犬のいる建物の見張りから連絡がありました。
犬がかなり衰弱しているとのことでした。
慌てて檻へ行くと、犬はちらりと私を見るだけで、床にぐったりと伏せていました。
一緒についてきた獣医のような人が、
「毎日一緒にいたんでしょう? ようやく信頼できる人ができたのに、急にいなくなったから精神的にまいっちゃったんじゃないかな?」
と言いました。
私は檻の中へ行き、
「いなくなってごめんね。ちゃんと帰ってくるから大丈夫だよ。」
と、犬の体を撫でました。
数日一緒にいたら、また元気になり、安心しました。
おしまい。ありがとうございました。
多分、先日見たテレビの影響でしょう。
犬がだんだんと懐いてくれて嬉しかったです。