【2019.10.12】
こんばんは、ユキです。
腰は違和感はあるものの、痛みは少なくなりました。
私の地域は、思ったほど強い雨風ではありませんでした。
しかし、多くの地域で被害が出ている様子です。
早く水が引きますように。
はじまりはじまり~。
私はほうきとちりとりを持って隣のクラスの床を掃除していました。
扉の近くから始め、黒板の下・机の下・床の隅を順番に掃いていきました。
昼休みに入ったばかりの時間で、掃除しているのは私一人でしたが、特にやらされている感はなく、クラスの子は「ありがとう」とお礼を言ってくれました。
教室のイメージは高校でしたが、クラスの子たちは知らない人ばかりでした。
多くの人が机に座っていて、私が近くに行くと掃除しやすいように除けてくれました。
そんな中、無言で私を見ている男子がいるのに気が付きました。
睨まれているという程ではありませんでしたが、少し怖い感じがしました。
話し掛けられることも話し掛けることもなく、掃除を進めました。
運動部の体の大きな男子が机で寝ていて、どうしようか悩んでいると、さっき除けてくれた女子が、
「起こして、どいて(除けて)って言えばどいてくれるよ。」
と、言ったので、男子の手を軽く叩き、目を開けた時に、
「掃除するから、少しどいてくれる?」
と、頼みました。
「ああ、ごめん。」
男子は足を上げてくれました。
素早く机や椅子の下をほうきで掃きました。
「ありがとう。」
「おう。」
男子は目を瞑ったまま答えました。
教室の半分くらい掃いて、ゴミを取り、教室から出ました。
その間もさっきの男子は私を見ていました。
掃除道具を片付け、自分の教室へ戻りました。
仲のいい女子が2~3人近くに来ました。
「お疲れ~。終わったの?」
「うん。」
「ゴハン食べよ。」
「うん。」
みんなで机を動かして、昼食をとる準備を始めました。
おしまい。ありがとうございました。
なぜ隣のクラスの掃除を?
なぜ半分だけ?
自分のクラスの掃除は?
全体的に淡々としていました。