【2020.2.18】
こんばんは、ユキです。
雪が降って、晴れて、雨が降って、雪が降って、晴れて、あられが降って、曇りになりました。
室内で過ごしました。
はじまりはじまり~。
私は教室の前から2番目の席に座り、ノートを広げていました。
前の黒板にはずらっと英文が書いてありました。
①から⑩までの箇条書きで、1つにつき3行ほどありました。
その内の3つ目を教師の話を聞きながら、ノートに写していました。
③を写し終わったところで、フ―っと息を吐いて顔をあげました。
周りを見回すと、写している人もいましたが、写していない人の方が多いようでした。
写していない人の方が多かったので写さなくていいかな、と思いましたが、文にはところどころに赤字がありました。
テストに出るってこと? やっぱり写した方が良いのか?
などと考えていると、後ろの男子生徒が教師と話していました。
「先生ってずっとここの先生なの?」
「いや、前は北海道にいたよ。」
「北海道でも先生だった?」
「そうだよ。」
(ん? 北海道?? ってことは、岐阜の教員試験受けなおしたの???)
20代と見られる教師の言葉に、私の頭に疑問が浮かびました。
「そんなことより、赤字の所は重要だぞ。」
「え~~~。」
「× × × × って覚えるといいぞ~。」
(それ英語じゃないじゃん。呪文みたい。)
視線を黒板に移して、赤字をみました。
(やっぱり写すべきか。)
半分も写し終わらないうちにチャイムが鳴り、教師が黒板を消し始めました。
(あ”~~~。)
誰か写し終わった人はいないかと横を見ると、全部書いてあるノートがありました。
「〇〇ちゃん、ノート見せてくれない?」
「いいよ。いっぱい書いてあったもんね。」
ロングヘアのお嬢様風の女子生徒は快く見せてくれました。
おしまい。ありがとうございました。
呪文と女子生徒の名前は起きたら忘れていました。
黒板の大量の英文はいつ書かれたものなのか、気になるところです。