【2020.6.13】
こんばんは、ユキです。
今日も雨の一日でした。
はじまりはじまり~。
校庭にたくさんの生徒が並んでいました。
年齢や身長はバラバラでした。
黒か紺の制服で、襟や袖には一本の赤いラインが入っていました。
その日は、朝礼や始業式のような短い集会が行われていました。
校長だか学園長だかの挨拶があり、その途中で声色が強くなった時、私の前にいた9~10歳くらいの少年が私の方に倒れてきました。
私は驚きつつ、とっさに左手を出しました。
30cmほどの身長差があったのですが、支えきれず、手を少年の首の後ろに当てたまま私もしゃがみ込んでしまいました。
自分の膝に少年を乗せる形で、何とか受け止めました。
少年の顔を覗き込むと、すぐに気が付いて、微笑みながらお礼を言ってくれました。
頭を押さえながら立ち上がった彼は、慌てる様子はなく、どこか品を感じられました。
「大丈夫?」
と、私が聞くと、
「大丈夫ですよ。」
と、答えてすぐに前を向きました。
それと同時に、前に立っていた校長だか学園長だかの
「今ので何人か倒れたようだな。」
との声に、周りを見渡すと、確かに他にも何人か倒れたようでした。
それは私の前にいた少年と同じく、子どもばかりでした。
(え!? 何で?)
不思議に思う私をよそに、少年も校長だか学園長だかも周りの人達も平然としていました。
おしまい。ありがとうございました。
同じ制服を着ながらも、年齢にはかなりの幅が・・・
一体何の集団だったのでしょうか。
少年はなぜ倒れたのでしょうか。
一種の催眠とか?
まぁ、夢ですから深い意味はないのでしょう。