【2020.7.10】
こんばんは、ユキです。
今日は降ったり止んだりでした。
はじまりはじまり~。
家にいると父が、
「引っ越し明日になったで。」
と、言いました。
「え!? 明日成人式なんだけど。」
「成人式休むわけにはいかんで、日にち変えられんの?」
母が助けに入ってくれました。
「先行っとるで、式終わってから来りゃええわ。来れるやらぁ。」
「そりゃ行けんことはないやらぁけど。」
「それじゃ、そうするわ。」
それから、明日はとりあえず何を持って行くべきか、やはり服かなと考えました。
そして次の日、オレンジ地に花柄の振袖を来て式に行きました。
ホールでの式を終え、家に帰ると、家の一階が砂で埋まっていました。
目を疑い、その光景に釘付けになっていると、
「おかえり。」
母が迎えてくれました。
「何で? これ??」
「お父さん。」
母が指さした方向を見ると、パワーショベルに乗った父がいました。
近くへ行くと、私に気づいた父がエンジンを止めました。
「埋めちゃったの!?」
「ほうや。おじいちゃんが帰ったら自分で泊まるとこ探してもらやぁええわ。」
「えぇ~~~。引っ越し先行くんじゃなかったの?」
「これやったら行くわ。」
話していると、親戚も集まってきました。
「何や、埋めちまったか。」
「えらいことになっとるなぁー。」
「引っ越すとは聞いとったが。」
私は周りを見回しながら、
「てっきり他の人に売るのか、家を取り壊すのかするんだと思ってた。まだ荷物全部持ってってないんでしょ?」
「ほうや。ええわええわ。」
「え~~。」
私は父が止まっている間に、二階へ自分の荷物を取りに入りました。
おしまい。ありがとうございました。
とんでもない夢でした。
引っ越し先はどこだったのでしょう。