【2020.7.17】
こんばんは、ユキです。
また雨です。
はじまりはじまり~。
同い年の男性一人と女性一人に連れられてどこかの入り口にいました。
自動ドアの入り口で、その外側には扇形に敷かれた木の床があり、ドアのある壁はグレーで30cmほどの厚みがありました。
「ここで作れるよ。」
男性が歩きながら言いました。
「私もよく使ってる。」
女性が楽しそうに笑いました。
中は体育館の半分くらいの広さで、木製の作業台が等間隔で置かれていました。
その中の空いている机へ座りました。
材料は2人が用意してくれ、私に教えながら同じものを作ってくれました。
4cm×2.5cmのアルミ(?)の枠に透明の樹脂のようなものを入れ、そこにチョコペンのようなスポイトに入った絵の具で絵を描きました。
「あれに入れて、30分乾燥させるんだよ。」
3人ともできたのを確認して、女性が言いました。
部屋の脇にあった、ミニ冷蔵庫のような箱へ入れに行きました。
「乾くまで、他の部屋を見に行く?」
「いろんなの作ってるから面白いよ。」
「うん、見てみたい。」
入口に向かって左へ進むと、木枠にガラスのはまったドアがありました。
隣の部屋にも同じように作業台が置いてあり、たくさんの人が黙々と作業していました。
「もう一部屋あるよ。」
一番端の部屋も同じような造りでしたが、大きなものを作っている人が多かったです。
それは彫刻だったり、衣装だったり、大きな絵画だったりしました。
感心しながら見ていると、扉からゾンビのコスプレをした人が入ってきました。
「自分で作ったのを着てるのかな?」
「そうじゃないかな。動きも本物っぽいね。」
女性の友達と話していると、次々に映画のゾンビや殺人鬼やお化けに扮した人が入ってきました。
だんだん怖くなってきて、ジリジリと逃げていると、
「そろそろ固まった頃だから、戻ろうか。」
女性の友達が助け舟を出してくれました。
逃げるように最初の部屋へ行き、ミニ冷蔵庫からさっき作ったものを出しました。
「ちゃんと固まってるね。」
作業台に戻り、作品作りの続きに取り掛かりました。
おしまい。ありがとうございました。
途中でホラーに変わるのかと思いきや、軌道修正が入りました。
そしてまた完成品は見られずに終わりました。
全員見覚えのない人でした。